ESG活動 ESG Acivities

多様性人材確保基本方針

1.多様性の確保についての考え方

当社は経営理念で「新しい価値を創造して、能力を発揮し、社業の発展に努める」と掲げており、その実践のために、失敗を恐れずチャレンジ精神を持った社員を育成し、新しい分野へ挑戦する気風が重要であると認識しております。
そのために、性別、国籍、キャリア等に拘ることなく多様性のある人材を採用し、様々な考え方、経験、価値観を取り入れて従業員満足度を上げ、社員一人一人がやりがいを持って働ける環境作りを推し進める事によって、個々のパフォーマンスの更なる向上を図る事が、会社全体の持続的な成長と中長期的な企業価値向上に繋がるものと考えております。

また、多様性確保の一環として、2016年より人事改革プロジェクトを立ち上げ、教育制度の拡充、職種・等級制度及び評価制度の見直し、女性活躍推進を進めると共に健康経営にも取り組み、ワークライフバランス等の柔軟な働き方が出来るような体制作りを目指しております。

2.多様性確保に向けた人材育成方針、社内環境整備の状況

【女性活躍】

女性の活躍推進は、当社の中長期的な人事施策においても重要な課題と認識し、人事改革プロジェクトにおいても重点的に取り組みをしております。
女性管理職の比率の向上と、その元となる中核業務を担う総合職系の職種での女性比率の向上を図るべく目標値を定めて、女性社員がその能力を発揮しやすい環境の整備を行っております。
具体的には、職種・等級制度を見直し、昇進昇格の要件の改定や地域限定型総合職の職種を拡充すると共に、職種変更が行いやすい環境の整備と育児短時間制度の拡大により、子育てと仕事の両立がしやすい制度作りを行って参りました。
引き続き、女性社員が力を発揮しやすい人事制度の整備を進めると共に、キャリアアップ研修などの教育、情報発信をより一層強化し、女性活躍推進を推し進めていく予定であります。

[女性総合職及び管理職比率の現状と目標値]
目標項目 現状(2023年10月) 目標(2026年3月)
女性総合職の比率向上 8.1% 9.8%
女性管理職の比率向上 5.8% 6.1%

 

[男女の賃金の差違]
区 分 2023年度
全労働者 男性:100.0、女性:60.6
正規労働者 男性:100.0、女性:69.0
非正規労働者 男性:100.0、女性:85.0

注1.正規労働者は、正社員(総合職、技能職、一般職等の各職種の合計)で算出しています。
注2.非正規労働者は、パート社員(パートタイマー、フルタイマーの合計)で算出しています。

【外国人採用】

当社では、従来から国際部門を中心に外国人留学生の採用を実施して参りました。
グローバル化推進及び海外での売上比率の向上を図るため、今後も定期的な留学生採用を継続し、外国人採用を強化していく方針であります。

[外国人雇用率(正社員) 2023年10月31日現在]
区 分 雇用人数 雇用率
男 性 4 人 1.0%
女 性 3 人 1.8%
合 計 7 人 1.3%

 

[外国人雇用者の管理職比率 2023年10月31日現在]
区 分 人 数 比 率 目標値
外国人雇用者の管理職 2 人 29% 現状比率の維持を目標とする

【中途採用】

当社の採用は、新卒採用を基本とした上で、他社で習得したスキル、キャリアを活かして、社内の活性化、多様化を促進させる中途採用を組み合わせた採用を行って参りました。
また、パート社員や派遣社員から毎年定期的に正社員登用する制度を設けて、意欲、能力のある社員が更にその能力を発揮し、モチベーションを高められる人事制度を採っております。
今後もその方針を継続し、社員一人一人がやりがいと能力を発揮しやすい体制整備を目指して参ります。

[中途採用比率の公表]
区 分 2021年10月期 2022年10月期 2023年10月期
男 性 25% 56% 52%
女 性 27% 38% 33%
合 計 26% 50% 45%

※ 労働施策総合推進法に基づく中途採用比率の公表

 

[中途採用者の管理職比率]
区 分 2023年10月31日現在 目標値
管理職比率 24% 現状維持を目標とする

【障害者雇用】

当社では、事務部門、物流部門、加工部門等の業務および農場型就労による障害者雇用を推進し、障害者の法定雇用率達成に向けて取り組んでおります。

[障害者雇用率 2023年10月現在]
障害者雇用人数 障害者雇用率
15人 2.33%